EDGECORTIX PRESS RELEASE

半導体業界のエキスパート、株式会社メガチップの元CEOがEdgeCortixの取締役に就任

2024年4月1日、 エネルギー効率に優れたAI処理に特化した日本のファブレス半導体企業であるEdgeCortix株式会社 (本社:東京都中央区) は、株式会社メガチップ前CEOで現SiTime取締役である髙田明氏がEdgeCortixの取締役に就任したことを発表しました。

EdgeCortixの創業者兼CEOであるSakyasingha Dasguptaは次のように述べています。
「過去2年間、髙田明氏がEdgeCortixのアドバイザーとして果たした役割は、当社のグローバルな半導体および事業運営のさまざまな側面に関わる戦略的ガイダンスを提供し、大きな力となりました。髙田氏を当社の取締役に任命することで、今後、髙田氏の当社への関与をより深められることを嬉しく思います。この新たな就任により、EdgeCortixは、髙田氏がメガチップス社をダイナミックで成長志向の世界的な半導体リーダーへと成長させた際に身につけた専門知識から恩恵を受けることになると確信しています。

Akira-Takata-2024髙田氏は現在、MEMSベースの精密タイミング市場のマーケットリーダーであるSiTime社の取締役を務めています。それ以前は、2011年から2019年まで、日本のファブレス半導体企業で、国内第2位の株式会社メガチップスの代表取締役社長兼CEOを務めていました。メガチップスの創業メンバーであり、取締役事業本部長、取締役生産本部長、執行役員アライアンス戦略室長、事業戦略室担当執行役員などの要職を経て、最終的にCEOに就任。在任中は、主に日本にフォーカスしたビジネスから、世界有数のファブレス半導体企業への転換を推進しました。2014年から2019年までは、半導体業界の主要組織であるグローバル・セミコンダクター・アライアンスの理事も務めました。

髙田氏はこれまでEdgeCortix Strategic Advisory Board(ESAB)の半導体部門のアドバイザーを務めていました。ESABは、卓越したビジネス経験や戦略を持つリーダーたちが、それぞれの独自の専門分野の知見に基づき、EdgeCortixに中核事業や市場戦略、市場開拓の取り組みに関するガイダンスを提供するためのプラットフォームです。

髙田氏は次のように述べています。
「この極めて重要な時期にEdgeCortixの取締役会に加わることができ、大変嬉しく思います。従来のAIアプリケーションと生成AIアプリケーション両方の爆発的な普及により、私たちは会社にとっても業界にとっても成長の重要な岐路に立っていることを実感しています。これらのAIアプリケーションを高速かつエネルギー効率よく、安全に実行するためには、多くの点でエッジ側での処理が従来のデータセンターでの処理を上回ることを顧客サイドも認識しています。EdgeCortixでのこれまでの経験で会社は成功に不可欠な要素をすべて備えていると確信しています。特に、”ソフトウエア・ファースト "のアプローチとEdgeCortix ニューラル処理エンジンの画期的な設計は、取締役会の一員として会社の成長と成功を確信する大きな要因です。

■ EdgeCortix株式会社について

コネクテッド・インテリジェント・エッジの未来を開拓するEdgeCortixは、エネルギー効率の高いAI処理に特化したファブレス半導体企業として、2019年に東京に研究開発本部を置き、設立しました。ソフトウェアファーストのアプローチを取るEdgeCortixは、人工知能に特化したランタイムで再構成可能なプロセッサを一から設計するために使う「ハードウェアとソフトウェアの協調探索」システムで特許を取得しました。ソフトウェアとハードウェア製品を世界中の顧客に提供する同社は、防衛、航空宇宙、スマートシティ、インダストリー4.0、自動運転車、ロボット工学など、急速に成長するエッジAIハードウェア分野に積極的に参入することを目標としています。詳細につきましては、下記リンクをご確認ください。
www.edgecortix.com/ja/

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